最近、映像現場では技術の発展から多くの「面白い」技術が見られる。
中でも今一番ホットな話題はVRである。
VRとはバーチャルリアリティーの略で名前の通りまさにバーチャルな世界を体験できる映像技術である。
その映像は360度に広がりどこでも見渡せるようになっている。
映像の世界もついにバーチャルな世界体験ができるようになってきたのだ。
今話題の映像技術である。
VRは面白い技術であるが問題もたくさんある。
映像素材としてネット環境でないと見にくい(最近では再生専用のリーダーが登場しているらしい)ことや、メガネをかけないと体験できないということ。
この手の技術から、あの流行った3Dが思い出される。
3D映画館もまだあるにはあるが、やはり行き着く先は「映像が見にくい」ということだと思う。
ホットな期間はそれでもいいが、その期間を過ぎたらVRはどうゆう風に扱われるのだろうか。(しかしゲーム環境では最適だとは思う。)
新しい技術は新しくないともう古いのです。
かつて人類史上初めて映像が流れたと言われているのは電車の映像である。
映像上でこちらに向かってくる電車を見て人々は逃げたという。
初めて映像を見た人々は電車を本物だと勘違いしたということなのだ。
これもまたVR(バーチャルリアリティー)である。
映像技術とはリアリティーを求めていく科学なのだ。
見たことのないものにリアリティーを想像し、そこに驚きというインパクトを与えることができる。
このインパクトを企業は追い求め、技術を高める。
そんな中で生まれたのがVRだ。
映像技術でいう「面白い」とはどれだけインパクトを与えられるかということなのだと思う。
VRによるインパクトは人間の創造性を変えるのだろう。
そして形を変えて新しいインパクトを生み出すでしょう。
写真は180度プロジェクター
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