一眼レフでムービーを撮ろう!その2
一眼レフでムービーを撮ろう!
前回の投稿では
一眼レフカメラと一般のビデオカメラの構造の違いをやりました。
まずは最良の設定
カメラ設定を全体的にオート、1つをマニュアルにという設定にするのが私のお勧め設定です。
場面に最適なレンズ選び
次に一眼レフカメラで動画を撮るための最適なレンズ選びです。
一眼レフカメラを買ってもどんなレンズを買えばいいのか分からなくなりますよね。
場面によってですが、動画を撮るカメラは振り幅(広角と望遠の差)の大きいレンズを選びましょう。
それはレンズの製品名にある数字でわかります。
たとえばルミックスのこの商品で言えば
G VARIO HD 14-140mm
14mmから140mmの振り幅があるということとなります。
これはカメラによってレンズマウントが違うので、お持ちの一眼レフのマウントにあった振り幅のあるレンズを選びましょう。
振り幅といっても100-300といったもの使い方がかわります。
上のレンズで言えば14mmが広角の数字140mmが望遠の数字ということとなります。
これは撮像素子(カメラセンサー)の大きさによって広角と望遠の倍率が違います。
大体センサーサイズがマイクロフォーサーズからAPS-Cぐらいの大きさであれば、
15-150ぐらいのレンズであればどんな場面でも対応できるレンズとなるでしょう。
しかし舞台や野鳥といった、遠くのものを撮る場合は望遠150mmという数字では足りなく
先ほどの100−300mmといったレンズが最適となります。
重要なのは振り幅を撮るものに合わせるということです。
手ぶれ補正と機材選び
映像を撮るための一眼レフカメラでおすすめは
マイクロフォーサーズかAPS-Cです。
これはセンサーサイズの大きさで名称が付いています。
マイクロフォーサーズよりAPS-Cのほうが若干大きくその分値段も高めです。
しかしAPS-Cのほうが絵がきれいだということでもあります。
今度は手ブレ補正について話します。
普通のムービーカメラには手ぶれ補正は必ず付いていますが、一眼レフにはこの機能が必ず付いているわけではありません。
手ぶれ補正がレンズに付いている場合と本体に付いている場合があります。
これはどちらかに付いていてほしい機能ですよね。
メーカーによって本体についているか付いていないかのスタンスが変わります。
よく調べてからレンズと本体を購入しましょう。
ちなみに
マイクロフォーサーズでいえば、
パナソニックが本体に手ぶれ補正なし(ものによる)、レンズに手ぶれ補正あり
オリンパスが本体に手ぶれ補正あり、レンズに手ぶれ補正なし
APS-Cであれば、
キャノンが本体に手ぶれ補正なし、レンズに手ぶれ補正あり
Sonyは本体に手ぶれ補正なし(ものによる)、レンズに手ぶれ補正あり
(あくまで各社のスタンスです)
各社のスタンスがありますが、例外などはやはり値段は高くなります。
機材選びはしっかり調べないと失敗することが多いです。
とくにレンズに関しては思ってたのと違うということはよくあります。
しっかり調べてから購入しましょう。
私のおすすめ
私のおすすめはパナソニックのGシリーズです。
なぜかというと一眼レフで一番の欠点が30分以上回せないというデメリットを持っています
(これは海外販売での税金対策の為だそうです)。
しかし唯一パナソニックだけは基本何時間でも回すことができます。
そして映像処理の性能が素晴らしく最近の機種は4K映像でもなんなく撮影できます。
それと世界的に売れているので、レンズも増えてきました。
初心者でもプロでも幅広く活用されているのです。
私が愛用しているのは
panasonic DCM-GH3です。
レンズはほぼ
G VARIO 14-140を使っています。
どのカメラにも共通しているのですが、型落ちは魅力的です。
映像カメラの技術が急激に発展しているので2世代型落ちでもかなり綺麗な映像が撮れます。
そうなると本体を高いお金で買うよりも
本体を安く購入しレンズにお金を使ったほうがあとあと考えると効率のいい買い物ができるのです。
一眼レフムービーは撮影が大変ですし、機材もやすくありませんが、
何よりもの魅力は
本体・レンズ選びだと思います。
もちろん撮影も魅力的ですが、準備の段階から楽しめるのは一眼レフムービー良いところだと思います。
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