映画「しゃべれども しゃべれども」自粛期間中にNETFLIXで2回見た。
映画序盤の、師匠の「ただ、しゃべりたいだけだったら、壁にでもしゃべってればいいんだよ!」というセリフがこの作品の序盤にして私の胸に突き刺さる。
表現するものにとって、自分のやりたいことと、社会の反応の間には誰しも戸惑いをおぼえるものだろう。
自分の道を進みたいと考えるものにとって、生活ができないということはやはり致命的なのだから。
映画はその葛藤するものたちが、この世の中を葛藤しながら生きていくというお話である。
この映画を見て、楽しいとか面白い、という感情以上に
自分勝手に生きたいと感じたものがこの世の中でどう生きることができるかを考えさせられる。
みんな一生懸命生きているんだよ
教えるものも教えられるものも一生懸命、社会の間で生きるのである。
成功とか失敗はお金や表現の知名度にかかわらず
その人、本人によって判断するものだ。
この映画のいいところは今を生きることの大切さを思い出してくれるところである。
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